<日曜市>
  高知には古くから曜日ごとの「市街市」が盛んです。その中で、「日曜市」は、季節によって1時間の時間差もありますが、
  5時〜18時まで「市」を開いています。形は違っても、江戸時代から延々と続けられてきました。人が賑わう市街地での
  「市」は、そこに住む人の生活変化に合わせて発展してきたとのことです。今では近郊からも出店があり、観光客も訪れる
  スポットになっています。
  「よさこい橋」から、高知駅に向かって歩き、信号2つ目の左側に「日曜市」があり、電車「はすいけまちどおり」から、
  数分です。北1丁目〜北6丁目、南1丁目〜南7丁目通りに沿って、細長いアーチどおりに、500ほどの店が
  並んでいました。店には旬の野菜果物類や魚類、食べ物や暮らしに必要なもの、工芸品、特産物など、店いっぱいに品物が並
  べられていました。  わたしは豆類が好物なので、「5色豆」を買ってきました 工場から直送の豆菓子販売店で、
  15種類の豆菓子を売っているお店です。

 <高知城>  
   高知城は、400年余りの歴史をもつ古城です。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康と3代に仕えた山内一豊が築いた城です。
  時代を経て、現在の城は改修されたものです。
  「日曜市・追手筋」から行くと城の門に着き、電車「けんちょうまえ」の近くに位置し、JR高知駅から、徒歩で25分くらいの
  距離など、都市の中心部に建っています。
  「高知城」には追手門と天守閣が揃っていて、「城」の中でも珍しいそうです。天守閣が追手門からスッキリと美しく見えました。
  「追手門」から入ると、板垣退助の銅像があります。高知県に生まれた板垣は「立志社」を創設し、自由民権運動の指導者として
  知られています。 明治14年に自由党総裁になり、憲法にも関りましたが、翌年に刺客で不幸な最後を遂げています。 
  追手門を入っての石段は結構、きつく、ホッと一息ついたところに「杉の 段」がありました。ここに、馬と一緒の女性像が
  たっていました。、この城を建てた山内一豊の妻だそうですが 残念ながら本人の銅像は見ないままです。
  ここから、二の丸、本丸と駆け足で上り、撮影スポットも多くありました。時間がなく、天守閣の中に入らずじまいでした。

わたしが歩いた高知市の一口メモ

   
  高知空港からバスに乗り、「はりまや橋」で降りました。「♪・・
 播磨屋橋で・・♪」口ずさみながら、遠くに架かる橋を思う浮かべてい
 ましたが、 ビルにうずもれた赤い橋。これが、「よさこい節」の橋。
 少し、当てが外れました。 写真を撮るのにも苦労しましたが、
 素敵な橋です。
 札幌の時計台も同じような印象なのでしょうか。
 
  地元のご婦人が宿泊先までご一緒してくださり、途中、日曜市を通
 って喫茶店に入ってご婦人からは、高知の特産物、和紙や染め産業な
 ど、興味深いお話を伺うことができました。

  翌早朝、高知を発つ前に、教えていただいた近道を通り、高知城に
 登りました。好きなお城をゆっくり見たかったのですが、駆け足で
 写真におさめ、いの町に向かいました。
 


高知を旅して