柴犬の旅

  <絵本のこころみ> このサイトにやっと、載せることができました。

  
  犬、猫はもちろんのこと、家畜と人とが一緒に生活するような環境に育った私は、
  カラスにさえ話しかけてしまうほどの動物好きです。
  子供の時に、北海道犬を飼っていました。高く積んである雪山の上にのぼって、郵便
  配達さんが来る度に吠えていた、元気な「ケン」を懐かしく思い出します。

  犬への愛着心が強く、犬らしきものの動きは、遠くからでも視界に入ってきます。先日、
  散歩中の柴犬が、こちらに関心があるようなので挨拶をしたら、「噛みますから」と、
  飼い主さんのご配慮。私は嬉しくなり、「犬は犬らしく」との満足感もありました。

  現代は核家族の傾向からでしょうか、犬は、家畜より、ペットになっているようで残念
  です。犬も窮屈ではと、時々思います。

  「犬」への自覚を促す方法がないものかと、日頃から考えをあたためていました。
  和紙を素材にして、柴犬に旅をさせる、絵本のようなものを作ろうと思いたちました、が、
  1場面を作るのに相当な時間がかかります。何ができるか、とりあえず、
  挑戦しようと思います。

  主人公「花子」は、知り合いの柴犬です。ちょっと、お借りして、旅をさせたいと思いま
  す。デジカメで撮った「花子」や風景、また、スケッチなどを場面ごとに組み合わせ、
  作っていく作業になります。
  その中で、表現したいものがあれば、和紙絵でも取り組みたいと考えています。


 
 
  
「絵」は、デジカメで撮った写真をモデルにしています。
  パソコン絵に挑戦したのですが、レイヤーの取り扱い、思うような線、色が描けず、パ
  ソコンを習うような感じで、途中でやめてしまいました。抽象的な絵には面白み加わる
  と思いますが、「花子のたび」は自然に仕上げたいため、手書きの絵をデジ
  カメで撮って載せています。